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サイバーエージェント(アメーバで有名)のシャチョーさんの自伝本を流し読みしました。やっぱ、自分は自伝系の毒にも薬にもならないジャンルは好きじゃないです。自分語りがあんまり好きではないので、気を付けていたけど藤田シャチョーはOBなのでつい。。

簡単に言うと、この社長さんは不器用で猪突猛進するしか生きていけないような印象でした。そう見せたいのかもしれませんし、そう思い込んでるのかもしれませんけれど。けど、こうやってOBの奮闘ぶりを知るのも良い刺激になります。

サイバーエージェントは株主総会で会計的数値でどれだけ成長したかを説明した会社で、うちの経営の先生が喜んでそれを話してました。それも皮肉な話ですな。この社長さんは学校に寄り付かなかったのに、学校は身内だと喜んでる。

100円で買ったので、別に可もなく不可もなく。しかし、こう考えると、ぴろゆきは本当に凄いね。2ちゃんやにこにこ。確実に顧客を増やしてるし。
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エドワード.W.サイード氏の著書である『オリエンタイズム』と『イスラム報道』が凄く読みたいのに、図書館でみたら鉛筆でラインがひいてあったので戻した。まぁ勉強熱心ですこと。だけど、本文の導入部分(要するに前書き)にしか線が見えませんよ?

図書館のものに筆を入れる池沼はきえてなくなればいいのになぁと思う。その鈍い神経が信じられないし、理解したくもない。最近は学校関係の事で気が立っている。世の中、うまくいかない事の方が多い。出来る事をして、選択肢を増やしていくしかない。そのためには情報が必要だ。

もう寝なきゃ明日がやばい。また、こっちに帰ってきます。
久しぶりに本を読み終えたので感想でもー。

宇野正美 『古代ユダヤの刻印-現代に組成する秦氏の血脈-』 日本文芸社

私は中東が好きなので、中東で起きている紛争のバックグラウンドである宗教や文化を趣味で研究している。その一環でついにユダヤ人とは何であろうか?と思い至り、ネットで評判の良かったこの著者の本を読む事にした。

日本の中にいる(た)ユダヤ系日本人の事も言いたいけど、イエスキリストを処刑したユダヤ人の事も書きたい!という印象をうけた。最後の方になるとグダグダしていて、何のテーマの本なのか忘れる時があった。しかし、内容的には興味深い考察が多くあり、自身の考察と比較してより高い次元へと押し上げる事ができるような本である。

この著者の考察は面白いが、一方で、ご存知の様に世の中には眉唾な噂が多々ある。何でも鵜呑みにせずに、自分で考えて調べる事が求められる。この著者と同じ系統が田中宇という人だ。あまりにも話が出来すぎていて胡散臭い感じがするけれども、注意深く情報を読み取れば大きな益になるかもしれないような事を書く人である。

また、宇野正美の本があれば読んでみようと思う。
ノルウェーの戯曲家イプセンの『人形の家』を読んだ。

この話と『幽霊』などで描かれている、イプセンの「絶対的な価値観」に疑念を抱く事ができる自由がある、という思想に感銘を受けて以来、ちょくちょく彼の著作を読みなおしては心の浄化をはかっている。

この「絶対的な価値観」というものが実に興味深いもので、この本の主人公の場合だとそれが「娘」というものを耽溺した「父」であったり、その「娘」を「妻」として可愛がる「夫」である。つまり、「父」や「夫」の価値観に主人公が支配されるという事だ。

この「父」や「夫」を他の言葉に当てはめたらどうだろうか?「宗教」なんかが一番手っ取り早く理解できるだろうと思う。「伝統」でも良いし「歴史」でも良い。

1879年にこのようなシナリオが発表された事は、北欧ならではの事なんだろうか?誰も触れたがらない灰色の領域に挑んだイプセンはリベラルな人だと思う。そんな考え方をできたのが、心から羨ましく思う。
日本という国では、どのようなシステムが機能し、それがどんな風に受け入れられているのだろうか、と考えてみた。というのも、堺屋太一の『日本を創った12人 上・下』という本を読んだからである。その本自体の感想は、まぁこんなもん。目新しい事もなく、大学受験レベルの知識で書ける程度だった。この知識を繋げてさも内容があるように書く技術は素晴らしいとは思う。

さて、この本の下巻に大久保利通の話が載っていた。何かことあるごとに公的機関の責任問題が大きく取りざたされる昨今、なぜ不祥事や失態ばかりを繰り返す公的機関ばかりに解決を求めるのだろうかとつねづね疑問であった。多くの問題の中には、個人の自己責任によるものや民間で解決できるものがあると気付いた時、この堺屋太一の話を思い出した。

大久保利通は明治維新を導いた薩摩藩出身で、維新後は内務省を作り、そこでありとあらゆる日本の根幹を生み出した人物だ。内務省とは、文字通り内政全てに権限を有していた。(その権限は軽々しく扱われる事はなかったが、内務卿の権力は絶大であった。)そのシムテム自体はヨーロッパに既存していたものではあるが、大久保はそれを上手く日本に組み入れ、維新後の大きな変化と共に日本の方向性を決定づけた。

具体的に言うと、そのシムテムとはよく言う”タテワリ”社会である。平たく言うと、国が国民を育てて見守り保証を与える、というものだ。明治維新からはや百数十年、このシステムは日本人の考え方の深くまで浸透しており、もはや癌のような病気の一種になっていると思う事が多い。

当時は高い教育を受けた者は限られており、彼らが教育されていない国民を指導する事は非常に合理的だった。しかし現在、大学教育が当然視されているのにも関わらず、この考え方が生きているのには疑問を抱く。

過去を振り返れば、日本には偉人と呼ぶべき人物が多くいた。歴史とは当時の支配者層にとって都合のいいものでしかないが、学ぶ事が多いと感じた。
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